葬儀の場で失礼になってしまう行為の詳細

2018年03月10日
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葬儀のマナーは社会生活の場におけるマナーと類似したものが多いので、一般的な社会常識を正しく理解している人であれば失礼に当たる言動を取ってしまう可能性はほぼありません。しかし、葬儀の場だけにある注意点も存在するので、マナーの正しい知識を把握する必要があります。

葬儀の場では故人や遺族のプライバシーに深く関わる言動を避け、あくまで故人の死を悼む姿勢を保つことを心がけます。また、過度な雑談も避けることが大切です。社会通念上、縁起物やお祝い事をイメージさせる物品の持ち込みも避けるように心がけます。

衣類に関しては喪服の着用が普通ですが、ネクタイピンやネックレスなどの装飾品は使わないのがマナーです。従来のマナーでは真珠を使ったアクセサリーはOKとされていましたが、現在では自分を飾り立てる物品全てが忌避される傾向があるので十分に注意します。

現在では誰でも所持しているのが当たり前になっている携帯電話も事前に電源を切っておくことを心がけます。音声をオフにするだけでは万が一の誤作動で周囲に不快感を与えてしまう危険があることから、機能が働かないように電源を切るのが社会人としてのマナーです。

携帯電話以外にも電子機器全般の電源を切っておくのがトラブル回避の心得になります。葬儀の場では故人の死を偲び、遺族に配慮するのが参列者に求められる姿勢です。そのため、マナー違反になってしまう言動を正しく理解し、避けることを心がけます。